Base Ball Bear 「Grape」について

⚠️後でかなり文章書き直します~。勢いで書いてしまったので。

 

Base Ball Bear の新曲が出ました。

という事で今日はその新譜である「Grape 」の話をします。

それぞれの曲に対する感想はまた今度書きます。

 

 

秋がテーマということで4曲中3曲で夏の終わり、秋の始まりを想起させるような曲になっていました。

僕実は、初めてこのEPを通して聴いたときになんかイメージと違うなぁって思ったんですよね。それでも聞き続けているうちに、色んな気づきや、味わいが出て来て、好き!となったわけです。

彼らの過去の作品を至るところで思い出すことのできました!(ニヤニヤ)

そうちうわけで、ファンにはたまらない曲たちばかりなんですが、それでもやはり彼らが4人だったころ目指していたであろうベボベと、今のベボベは明らかに違うし、それは曲にも出ているんですよね。

故にTwitterYouTubeでは否定的な意見や、受け入れられないな~という感想も見かけました!

僕はそれを否定する気は全くないですし、むしろそういう見方もあるか…と納得させられたりします。

そういう意味で曲たちが「グレープ」のように熟していくというか、苦味もまた旨味というか。僕のなかで曲が育っている感じがします。

それでも「今回はなんか微妙、いや嫌いだわ」「今のベボベ好きじゃねーわ」みたいなのは、「見なかったことにしよ💢」ってなりますけど(笑)。

 

そもそもファンだからといって全てを好きにならなきゃいけない事は決してないんですよ。各々ある程度好きな要素や曲調とか歌詞があるわけで、それに毎回当てはまることってなかなかないと思います。

正直僕も「二十九歳」が出た当時は全然刺さらなくて全く聞かない時期もありました。あの頃は「新呼吸」や「(WHAT IS THE)LOVE &POP?」に全てを持っていかれていましたね(笑)

それでも小出裕介の言葉の表現力や4人それぞれの音で良いなぁって思うところはたくさんありました。

やはりファンになったタイミングや、ベボベに求めていること、好きなポイントは皆違うわけで、「あわねーな」ってなる事もある。(もしヤバTが、めちゃくちゃ暗い曲歌いだしたら、ん?ってなる人もいるでしょ?)

ましてベボベは自分達がその時作りたいと思ったものを生み出していくバンドです、変化し続けている。それを無条件で受け入れろ!というのはなかなか酷な話。だって彼らはもう17年以上も活動している歴史のあるバンドなのだから。ファンだって何年も見てきて、それだけ思いがある。ヘボベとかは一緒に育ったんです。もはや家族。

それでも、どんなに変わっても嫌いにならないのは1度でも彼らに救われてきたり、心を掴まれたり、またあの感覚を期待している自分がいる。自分にとってブレない良さを見いだしているからなんだと思います。

僕にとってそれはこいちゃんの歌詞であり、声だったりするわけです。

だから僕ずっとベボベ見ていようと決めました。

 

長くなりましたが、何が言いたいかというと、好きな曲は好き。嫌いな曲は嫌いでいい。だけどベボベは好きでいて!ってことです。これが全て。

僕は二十歳を越えて、人生的な辛さを味わったときに「二十九歳」をフルで聴いて、めちゃくちゃ良いと感じました。そんな感じでい寄り添ってくれる曲はきっと出てくると願っています。

またベボベはEP「ポラリス」でこれから向かっていく方向を示したばかり。そして2作目はこれまでと違って大人っぽさが出始めた「Grape」。まだまだスタートしたばかり。これからどんどん僕達ファンを虜にしてくれると信じています。3人としてのベボベが本当に確立されたときに、今度は「Grape 」や「ポラリス」「光源」といった未来の彼らの土台を作りあげた作品達を、受け入れられる日が来るのかもしれません。

 

さて3人が乗った気球は秋空をどのように飛んでいくのでしょうか。

楽しみですね。まずは日比谷で会いましょう。それではさようなら。